こちらヒゲ蔵です。久しぶりに地元情報のご紹介をします。姫路市立美術館で2019年4月20日〜6月16日まで国内外で活躍するウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」が作り出したデジタルアートの作品展をしていたので見に行ってきました。
チームラボとは
最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツの開発を行うチームラボは、2001年から活動を開始しており、アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
チームラボは、アートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索したいと思っている。デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に、そして、自分と世界との間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ・フィンランド)に永久収蔵されています。
出典:チームラボ公式ホームページ
姫路市立美術館
兵庫県姫路市の姫路公園にある美術館です。
姫路市立美術館は昭和58年4月1日に「市民の美術文化の高揚を図る」ことを設置目的として開館し、翌年1月17日には博物館法に基づく「登録博物館」に登録されました。
国内外の近代美術館の名品を収集してきました。
現在、絵画、彫刻、写真、ポスター、工芸、刀剣など3700点余りの作品を所蔵しています。
国宝・世界遺産姫路城の特別史跡地内にある当館は、城を背景とする赤レンガの館と彫刻のある庭園が他に類のない美しい景観を生み出し、美術ファンのみならず多くの人々の憩いの場として親しまれています。
出典:姫路市立美術館
イベント詳細
チラシ(表面)を手に入れたので載せておきます。
こちらはチラシ(裏面)です。
日程 | 2019年4月20(土)〜6月16日(日) |
時間 | 10:00〜17:00(最終入場16:30) ※4月27日〜5月6日までは10:00〜18:00(最終入場17:30) |
休館 | 月曜 ※4月29日(月)と5月6日(月)は開館 |
住所 | 姫路市立美術館 企画展示室 兵庫県姫路市本町68-25 |
電話 | 079-222-2288(姫路市立美術館) |
料金 | 通常券 一般 1,400円 大高生 1,000円 中小生 600円 未就学児 無料 団体券(20名以上) 一般 1,200円 大高生 800円 中小生 400円 未就学児 無料 |
チケット販売 | 姫路市立美術館 当日券のみ販売 プレイガイド、コンビニエンスストア チケットぴあ(Pコード: 992-130) ローソンチケット(Lコード: 53564) セブンーイレブン イープラス CNプレイガイドなどの主要プレイガイド コンビニエンスストア |
アクセス | JR・山陽電車姫路駅より、神姫バス⑦または⑧乗り場から[3、4、5、61、62、64、81、82、84、86番]乗車約8分 「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。 姫路駅より徒歩約20分。 |
いざ!潜入〜!
姫路市立美術館に到着です!
地図で見てもらった通り、姫路市立美術館は姫路城の敷地内にあります。
後方に見えているのが、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城です!
また、姫路城も潜入してみたいと思います。
トコトコ歩いていると・・・
服を着ていない女性の方が立っていました。
すごく堂々としていましたよ!
さらにトコトコ歩いていると・・・
次は男性の方を見つけました。
この人は、ギリギリ隠れていますが、ほぼ裸です。
「ウワァ〜このシャワー冷たいやん!誰か止めて〜!」って言ってます。
入り口です。中に入ります。
中に入ると、受付に女性の方いましたよ。そこの女性はちゃんと服を着ていました。
そこでチケットを購入しました。
ちなみに、常設展の観覧券も付いていますので、そちらも一緒に楽しめることができます。
では、次に進みます。
記念写真をパシャリ!姫路開催のタイトルは「世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」
意味深なタイトルですね・・・想像が膨らみます。
おっと!Hなことを考えてしまうところでした。。。
写真のタイトルは「それでもHなことを想像してしまう」です。笑
チームラボの会社説明の看板を見つけました。
展示会場の案内となっています。
大きくフロアが4つに分かれているみたいです。
展示会場は基本暗いです。足元に気を付けて進んで行きましょう。
作品その1
世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う
伊藤若冲(1716 – 1800)は、近世日本の絵師の一人。江戸時代中期の京都にて活躍した。若冲は、画面全体を数万もの升の形に区切って升目ごとに彩色する、『升目画』という特異な表現方法を残している。本作品は『鳥獣花木図屏風』や『樹花鳥獣図屏風』をモチーフにしている。本作は、仮想の三次元空間上で動植物を立体物として動かし、その空間を「超主観空間」によって映像作品にしている。
出典:チームラボ公式ホームページ「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」
では、一つ目の作品です。
人がたくさんいます。皆さん、画面に向かって手を振っています。
ブロックが組み合わさっており、テトリスみたいです。手を降るとそれに反応して画面上に表示されるようです。
記念写真をパシャリ!いい顔した写真が撮れました!笑
写真のタイトルは「明暗の融合」です。
作品その2
世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい
人々が文字に近づくと、その文字がもつ世界が現れ、世界を創っていく。そして、世界の中で互いに影響し合う。投影された世界の裏側には、360度広がる空間があり、文字から生まれたものたちは、空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響などによって、互いに影響を受け合いながら、空間上でリアルタイムに計算され、複雑かつ自然な世界をつくっていく。例えば、風が吹けば、風の物理的な影響を受け、蝶は火が嫌いで離れるが、花は好きで近づいていく。自然の景色に同じ瞬間がないように、同じ瞬間は二度となく、常に初めて見る景色を創り出す。漢字が亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていたころ、漢字の一文字は、ひとつの世界を持っていた。漢字を通して人々が呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界は創られていく。
出典:チームラボ公式ホームページ「世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい」
二つ目の作品に着きました。
壁一面に映像が映し出されており、上から文字が流れて来ます。
この文字をタッチすることでアクションが起こるみたいです。
実際に文字をタッチしてみます。
タッチする文字は「鳥」。
どんな反応があるか楽しみですね〜♪
行きますよー(カメラ目線)
タッチ!!!
おぉ〜!吸い込むように消えていきます。
パッ!っと消えました。
さて、何が起こるか・・・・
何も起きない・・・笑(本当は鳥が出てくるハズなのだが・・・)
タッチの仕方が悪かったのか、触るタイミングが悪かったのか、何も出ませんでした。
でも大丈夫です!実際は、鳥が画面上に出てくる予定でしたが、たまたま撮影した時だけ出てきませんでした。
運の悪い男です・・・
「鳥」以外にも、「蝶」や「花」や「雷」など、たくさんの文字があります。
タッチすると、その文字の動物やモノが出てくる仕組みです。
ちなみに「火」をタッチすると、ボワッ!っと火が出てきましたよ。
子供達もたくさん来場されていましたが、とても楽しそうに壁をタッチしていましたよ。
作品その3
Black Waves埋もれ失いそして生まれる
1つの連続した波によるインスタレーション(波は展示空間内で一筆書きのように全て連続して繋がっている)。人々は、他者と共に作品の一部となり、溶け込んでいくことで、自分と他者との境界を連続的なものに変え、そして私たちと世界との、境界のない新しい関係を模索する。コンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし波を構築している。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品にしている。
出典:チームラボ公式ホームページ「Black Waves 埋もれ失いそして生まれる」
三つ目の作品です。
海?波?が壁一面に映し出されています。
これはスゴい迫力です。
壁の端には大きな鏡が設置してあり、奥行きがあるように目の錯覚を起こしてしまい、とても空間が広く感じます。まるで荒波の中を泳いでるみたいです。
記念写真をパシャリ!
写真のタイトルは「海賊王に俺はなる」です。
記念写真をもう一枚パシャリ!
写真のタイトルは「荒波にも負けない海賊王!」です。
作品その4
永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども共に生きる
現実の時間の流れの中で、花々は生まれ、咲き、やがては散り、枯れて死んでいく。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていく。作品の置かれた場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。そして、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていく。人々が触れると花々は散っていき、じっと触り続けると花々は普段より多く生まれる。作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
出典:チームラボ公式ホームページ「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども共に生きる」
最後の作品です。
これは鮮やかでした。
キノコ?
キノコでした。
画面上の絵を触ると、花が散ったり、咲いたりします。
会場スタッフの方は、「もっと色々な所を触って下さい〜」って呼びかけていました。
作品のタイトルの通り、「生と死」が画面を触ることで繰り返されているみたいです。
春夏秋冬に合わせて、咲く植物も変わっていましたよ。
とても綺麗で、多くの方が足を止めて作品を見ていましたよ。
最後の記念写真をパシャリ!
写真のタイトルは「全身ヒョウ柄おば様のファッションへの第一歩!」です。
最後に
私は以前からチームラボのことは知っていたのですが、まさか姫路でチームラボの作品を見れるとは思っていなかったので、今回の姫路開催はとてもラッキーでした。文句なしで、楽しかったです。
国内のみならず、海外にも展示してあるチームラボの作品は、それぞれにテーマとコンセプトがあり、どれも魅力的で全て見たくなりました。
姫路開催は6月16日までとなっています。関西では今度いつ見れるか分からないチームラボの作品を、是非この機会に見に行ってみてはいかがでしょうか。
最後にもう一度お伝えします。姫路開催は6月16日までです!
では〜!
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